小椋 裕子

東京都中央区在住

2016年6月の蒸し暑い日に、短パン・ビーサンにアルミコーティングの保冷バッグという、まるで河川でのBBQ参加という
異様ないでたちで現れた彼女!
その時一緒に受講した先輩の村瀬さん(通称アネゴ)は、「この女(ひと)何しに来たんだろう」という不快そうな顔で一瞥。
気怠るそうな彼女は、そのようなアネゴには全く気にも留めず、受講申込書を記入して「宜しく!」とアネゴにも会釈。
行動的で溌剌としているアネゴとは対照的に、外見はラフなのに物静かで、それでいて声のトーンは高く多少舌足らずのブリッこな印象。
まだ20台と推察したものの申込書を見ると30代にチェック(アネゴも20台だと思っていたらしい)。

出身は岩手だと聞いて、東北人独特のシャイで内気なのだと勝手に納得したのだが、
後で聞くところによると風邪気味で滅茶苦茶具合が悪くキャンセルしようかと思っていた程に元気がなかったのだとのこと。
これも後でアネゴから聞いたのだが「この人とは絶対に友達にはなれない」という印象だったとの原因は、
小椋さん初参加の日の電車で、偶然アネゴの前に座っていたのが運の悪さか全て行動観察をされていた為らしい。
その時に小椋さんの保冷バッグが気になって、
「まさかこの人点心を習いに行く筈はないだろうけれど何で空の保冷バッグ持ってるんだろう?」と思っていたら、
何と同じ駅で下車し、同じ待ち合わせ場所に来たので驚愕したらしい。

色白の可愛らしい感じの物静かな小椋さんは後に豹変するのだが、
アネゴともあっという間に打ち解けて付けたあだ名は何と「毒」。
何故「毒」かというと、ハイトーンの声で可愛らしく話す内容は棘・とげ・刺。
それも話の落ちが棘!
楽しいというか実に面白い性格で、二人の会話を聞いていると抱腹絶倒すること度々。
アネゴは流石さらりと聞き流すが顔はムッとして結果、付けたあだ名。

天然という言葉を若い方はよく使うけれど、それがどの様な概念か私は分からなかったのだが、
彼女を見ていると服装や話す内容・仕草・行動など全て作為なく自然。
気遣いはそれなりに有るし、自分本位でもないし、可愛さは有るのだが何か他の人とは違う自然さがあり、これを天然というのだと妙に納得。
本人に「天然って皆から言われる?」って聞いてみたら「私は全く天然だとは思ってもいないのに皆に言われる」との返事。


受講中に短パンの股を開いて、その異常に白い生足の太腿をポリポリと掻いているのをアネゴが見て
「あんた何やってんのよ!」って注意したら「だってカインだもん!」とサラリ。
これぞ天然の極みと納得したものの、可愛そうだから痒み止めの特効薬(軟膏で本当は水虫の薬)を渡したら、
直ぐに痒みは収まったらしく「直ぐ効いた!」と笑顔。

そこに和田さんが加わると点心教室も漫才教室みたいになり笑いの絶えない楽しい時間を提供してくれたその主役は、
やはり小椋さんでしょう。
ということでこの3名が「ユウユウトリオ」という事になったのです

このトリオでアネゴのバンコック移転の歓送会を開いたときは淡い黄色のワンピースにバッチリと厚化粧(いつもはスッピンのような薄化粧だからそう見える)、
どこのお嬢様が現れたのかと思わせる姿で、あの短パン・ビーサン姿はなど全く想像できない変身ぶり。
「私はワンピース姿が大好きなの!」て図々しく宣うのも驚かされる。

本当は紹介しきれない程面白く可愛い受講者なのですが、
彼女達の紹介をしていると何の紹介か分からなくなってしまうのでこの程度にしておきます。

彼女は点心が本当に好きなようで結構知識も豊富。
その延長で「教室を開きたい」という目的を持ち受講したようで、
受講に関してはしっかりと真面目に習ってしっかりと習得し、
自宅での復習もしているようなので、
多分楽しい教室を開いてくれるはずです。

仕事の合間を活用し、将来の為と3か月足らずでマイスターを取得した根性は見上げたもので、
是非とも点心の技術と理念を身に付けている「毒」とともに広めてください。


マイスター取得年月日 2016年 9月 20日
マイスター 登録番号 第 1614M 号

マイスター認定書及び試験結果画像